読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

札幌ペンギンの家事室より

札幌に生息する寒がりのペンギンが日々の衣食住と好きなもののあれこれを書いてます。毎週火曜金曜更新。

一皿で二度美味しい!盛岡三大麺料理の一つ「盛岡じゃじゃ麺」初実食レポート

「盛岡じゃじゃ麺知ってますか?

盛岡といえば「わんこそば」「盛岡冷麺」が有名ですが実はこの「盛岡じゃじゃ麺」を入れて「盛岡三大麺料理」と言われるくらい地元盛岡ではポピュラーな麺料理です。札幌の東急百貨店の催事「みちのく盛岡の名品と観光展」にこの「盛岡じゃじゃ麺」がやって来ると聞いて食べに行ってきました!

こんにちは、最近まぜ麺系の物に惹かれることが多い札幌ペンギンです。

なんだか去年辺りから油そばや汁なし担々麺のようないわゆる「まぜ麺」系が無性に食べたくなることが多くなり自分で作ったり食べに行ってみたりしていたのですが最近知ったのがこの「盛岡じゃじゃ麺」。どんなものかというと・・・

 

「盛岡じゃじゃ麺」解説

 盛岡名物じゃじゃ麺は、ゆでた平うどんに「じゃじゃみそ」という特製の肉みそやキュウリ、おろしショウガ、それにお好みで酢やラー油などをからめて食べる独特の麺。初めて食べて「うまい!」という人はそれほど多くない、ともいわれます。しかし2度、3度と続けて食べていくうちになぜかとりこになっていく。そんなおいしさです。


麺を食べたあとの器に生卵をとき、麺のゆで汁を注いでもらい、塩やコショウなどで適当に味を調えると「鶏蛋湯(チータンタン=略称チータン)」というたまごスープの出来上がり。これを飲まないと、じゃじゃ麺を食べたことにならない、という人もいます。

じゃじゃ麺のうまさのミソは、やはり「みそ」。麺そのものには大きな違いがなく、みそに店の個性が表れます。みそにすりつぶした肉や野菜、さまざまな調味料を加えてつくるのですが、作り方はそれぞれの”企業秘密”。複数の店を巡って、それぞれ味わうのも楽しいでしょう。ほとんどの店が宅配便で地方発送もしているので、最近は家庭で手軽にじゃじゃ麺を味わうこともできるようになりました。

中国東北部から"輸入"

盛岡の「隠れた名物」だったじゃじゃ麺の知名度が高まったのはここ2、3年。それにつれて盛岡市内のじゃじゃ麺店も増え、観光パンフレット片手にじゃじゃ麺店に出入りする観光客の姿もよく見受けられるようになりました。

 歴史は意外に古く、半世紀に及びます。元祖は盛岡市内丸(うちまる)の桜山神社そばに本店を構える「白龍(パイロン)」の創業者高階貫勝(たかしな・かんしょう)さん=1991年、82歳で死去。岩手県南部の東山町出身の高階さんは第二次大戦前に中国東北部(旧満州)に移住。昭和20年代半ばごろに奥さんの出身地盛岡に引き揚げ、1、2年ほど手作りギョーザの屋台をやっていたそうです。

高階さんは中国で食べた「ジャージャー麺」の味が忘れられなかったのか、ギョーザの皮を作った残りの粉で麺を打ち、みそを作り、屋台の客にじゃじゃ麺を出してみる。これが盛岡のじゃじゃ麺の始まり。昭和28年ごろのことといいます。高階さんが最も苦心したのがみそ作り。中国からの引き揚げ者の客からは「中国の味と違う」などと言われ、作ったみそを捨てたこともあったようです。しかし盛岡で店をやっていくためには、多くの人に受け入れられる味をつくらなければならない。「それが一番たいへんだったようだ」と長女の岑子さんは振り返ります。

味では本家をしのぐ

 本家の中国東北部では、ジャージャー麺は家庭料理なそうです。「盛岡じゃじゃめん」会長の玉沢繁行さんによると、同地方はみその原料である大豆と、うどんの原料の小麦の大産地。保存食のみそにあり合わせの野菜を刻んでぶち込み、うどんと混ぜて食べる。忙しい農家の主婦にとって、手がかからず、栄養があり、満腹感が味わえて胃にもたれない。まさに「一石三鳥」の家庭料理というわけです。盛岡のじゃじゃ麺を食べた中国の人が「こんなおいしいジャージャー麺を初めて食べた」と言ったそうで、おいしさでは本家より盛岡に軍配が上がるようです。

じゃじゃ麺を漢字で書くと「炒醤麺」。「炒醤」は「みそをいためる」という意味です。ちなみに「炸醤麺」という字をあてているケースもありますが、玉沢さんによると、これは「ザジャーメン」という別物。中国南部の沿岸地方で食べられる中華麺の一種で、熱くて非常に辛い、いためみそをかけて食べるものなそうです。

 

出典:岩手日報社 

http://www.iwate-np.co.jp/men/jaja/jaja-top.htm

 

  

ジャージャー麺は知ってますがこの記事を読む限りどうやらじゃじゃ麺はそこから派生したまた別の日本の料理のようですね。

 

今回催事に出店していたお店はこのじゃじゃ麺の元祖「白龍」(パイロン)。本場の味が札幌で食べられるならと張り切って催事場へ。

お昼時に着くとじゃじゃ麺のイートインコーナーに2人ほど先客が。満席のため案内待ち。でも平日だったのもあって思ったほどの行列ではなくて安心。

5分も待たずに案内されました。本店は1時間待ち当たり前らしいのでこれだけの待ち時間で入れるのはありがたいですね。

先にレジで注文してお会計、食券を貰います。ボリュームがありそうなので今回はじゃじゃ麺の小サイズを注文。食券はじゃじゃ麺と食後の「ちーたんたん」の2枚綴りになっています。

カウンター席に通されて「茹で時間15分程かかります」とのこと。注文後生麺から茹でてくれます。

 

その間にテーブルの上を観察。味付け用のラー油、おろしニンニク、酢、塩コショウ、追加の肉味噌と「ちーたんたん」用の生卵の入ったカゴとレンゲ。そして「盛岡じゃじゃ麺の食べ方」と銘打った写真入りの説明書が。ちーたんたん用に麺と具は少し残しておくそうです。この念入りな説明にじゃじゃ麺への愛を感じます。

メニューにはじゃじゃ麺の他に冷麺もあり、周りを見るとじゃじゃ麺以外にも冷麺を食べている人も結構いる模様。冬でも冷麺人気は根強い様です。

そうこうしている間に「盛岡じゃじゃ麺完成。

小サイズでも結構なボリューム。女性ならこれで十分だと思います。大サイズになったら一体どうなっちゃうんでしょう?

とにかく「よく混ぜろ」とのことなのでひたすら混ぜます。肉味噌は思ったより滑らか。肉の感じはあまりしなくて全体によく馴染んでいる感じ。調味料を入れる前に一口、想像していたよりずっとまろやかな味わいで香辛料も尖った感じが無く好みの肉味噌でした。きゅうりも臭みが無く良い感じ。麺は見た目うどんですがコシのある感じではなく柔らかくモッチリとした食感。

そもままでも美味しいけどせっかくなので酢とラー油を少々、辛味とまろやかさがプラスされてまた別の美味しさです。

食べながら合間に添えられた紅ショウガをひとかじり、酢の味が良く合います。それでおろしショウガと2種類のせてあったんですね。

言われた通り少々残して卵を投入、店員さんに茹で汁を注いで貰います。美味しそうなかきたまスープになりました!そのままでも茹で汁と具の塩気で美味しいけど塩コショウを少し入れたほうが美味しいかも。具をもう少し多く残しておけばよかったと反省。

すっかり温まって満足の昼ごはんでした。

今回頂いた「白龍」の本店はこちら。普段からかなり行列するそうなので更に客入りが増える観光シーズンは要注意。

 

元祖盛岡じゃじゃ麺白龍(パイロン)本店

住所 岩手県盛岡市内丸5-15。

TEL 019-624-2247

細かいアクセスは公式Facebookもありますがこちらのページが解りやすくておすすめ

tabiiro.jp

盛岡の人はじゃじゃ麺を「2~3回食べると自分好みの味が出来てくる」と言うそうですが、後2~3回食べたら私も自分のベストの味が作れるようになるのでしょうか?

そう言われるとあと2回は食べなきゃという気がしてきますね。

札幌に出店しないかな?こうしてみんな癖になるんでしょうね、きっと。

「繰り返し食べて作り上げる味」盛岡じゃじゃ麺ごちそうさまでした!